1990年~2000年代
1990(H2)

全日本社会人選手権大会で、山本が70m344点の世界記録樹立。

第19回全日本フィールド選手権にコンパウンド部門新設。

1991(H3)

第1回世界ジュニア選手権大会(ノルウェー・サンデフィヨルド)開催。

  • ジュニア時代の幕開けとなる。
1992(H4)

第5代会長に海部俊樹が就任。

第1回全日本インドア選手権大会開催。

第25回バルセロナ・オリンピック開催。

  • 競技ルールがオリンピックラウンドに変更。
    トーナメント方式の導入により、アーチェリー競技の根本概念が大きく変わることになる。
1993(H5)

第37回世界選手権大会にオリンピックラウンド導入。

第35回全日本選手権大会でオリンピックラウンド実施。コンパウンド部門も新設される。

  • 全日本選手権が、新しい時代への変貌の第1歩を踏み出す。
1994(H6)

第12回広島アジア競技大会開催。

  • 日本での国際大会の開催は12年ぶりのこと。
1996(H8)

第26回アトランタ・オリンピック開催。

  • 出場選手数が男女各64名に固定。この大会から、前年の世界選手権が予選大会となる。
1997(H9)

連盟設立30周年記念式典が赤坂プリンスホテルで挙行される。

1999(H11)

国体の競技方式が、50、30mラウンドから、世界選手権方式のオリンピックラウンドに変更。

2000(H12)

第27回シドニー・オリンピック女子個人で、川内紗代子が5位入賞。

第3回世界学生選手権大会(スペイン・マドリッド)で、女子団体(坪内美沙、川内、宇野久恵)が3位入賞。

2001(H13)

高円宮憲仁親王殿下が名誉総裁に就任。

第6回秋田ワールドゲームズ。

  • フィールド競技としては、初めての国際大会の開催となる。

FITA設立70周年。

2002(H14)

第14回釜山アジア大会男子個人決勝戦で、山本と濱野裕二が対戦、山本が金、濱野が銀メダルを獲得。

  • 山本の優勝は、20年ぶり2回目の快挙。アジア大会個人で、複数の金メダル獲得は初めてのこと。

第4回世界学生選手権大会(タイ・チョンブリ)で、男子団体(梅本幸治、松崎正、加藤桂規)が2位入賞。

2003(H15)

高円宮憲仁親王妃久子殿下が、第2代名誉総裁に就任

第42回世界選手権大会(ニューヨーク)、女子団体(川内紗代子、松下紗耶未、河崎由加里、渡部千里)、銀メダル獲得。

  • 併せて、男女揃って、アテネ・オリンピック出場の3枠の獲得に成功。
  • *女子のメダル獲得は、初めてのこと。
  • *山本、世界選手権大会、連続12回出場を達成。
2004(H16)

第28回アテネ・オリンピック男子個人で、山本博が銀メダル獲得。

  • 男子団体(山本、濱野、古川高晴)も8位入賞。
  • *オリンピックでのメダルは20年ぶり、入賞は16年ぶりのこと。

第5回世界学生選手権大会(スペイン・マドリッド)で、男子団体(中村仁、佐渡彰一、天野良太)が3位入賞。

2005(H17)

第6代会長に安倍晋三が就任。

連盟設立40周年記念式典が品川プリンスホテルで挙行される。

第43回世界選手権大会(マドリッド)男子個人で、守屋龍一が2位入賞。

*山本博、世界選手権大会史上最多となる13回目の出場を達成。

2006(H18)

2006ワールドカップ・トルコ大会で、男子団体(山本、守屋、金村賢)優勝、山本も個人2位となる。

直後に発表の世界ランキングで、初めて1位にランクされる。

第6回世界学生選手権大会(スロバキア・ヴィニチネー)女子個人で、田熊紘子が優勝。

2007(H19)

第9回世界室内選手権大会(トルコ・イズミール)女子個人で、早川浪が優勝。

*同大会での初のメダル獲得となる。

第43回世界選手権大会(ドイツ・ライプチヒ)および第15回アジア選手権大会(中国・西安)の両大会を通し、北京オリンピック出場枠、女子3枠、男子2枠を獲得。

北京オリンピックリハーサル大会で、古川が3位入賞。

2008(H20)

第29回北京オリンピック、女子個人で早川、男子個人で守屋が6位入賞。

女子団体(早川、北畠(旧姓川内)、林勇気)も8位入賞。

第10回世界ユース選手権大会(トルコ・アンタリア)ジュニア部門で、図師未希絵が女子個人優勝。

第7回世界学生選手権大会(中華台北・台南)で、女子団体(寺井真美、蟹江美貴、松本千晶)3位入賞。

第21回世界フィールド選手権大会(イギリス・ウェールズ)リカーブ部門男子個人で栄山雄紀3位入賞。

*オリンピックでのメダルは逃したが、若い選手が国際舞台で活躍の年。

2009(H21)

第44回世界選手権大会(韓国・蔚山)で、女子団体(蟹江美貴、松下紗耶未、松永安紗子)銀メダル。

男子団体(菊地栄樹、吉永弘幸、山本)銅メダル。

*団体戦でのメダル獲得は、女子は6年ぶり、男子は32年ぶり。

第16回アジア選手権大会(インドネシア・バリ)で、女子団体(蟹江、松下、松永)が、決勝戦で韓国を破って初優勝。