オリンピックのアーチェリー競技

<出場者>

出場選手数は、男女それぞれ64名(一カ国3名まで)と定められています。

オリンピック前年に開催される世界選手権大会が予選となり、ここで一定の人数(2011年のトリノ世界選手権では35名)が決定されます。

この中には、主催国の3名が含まれます。

ロンドン・オリンピックに関しては、2012年6月までに開催される大陸選考大会等で、さらに26名が決定されます。

最後の残り3名は、これから発展が見込まれる国の選手に振り当てられます。俗にワイルドカードと呼ばれる選手枠です。

<競技>

1. ランキングラウンド

予選ラウンドは行われないので、マッチ戦の対戦相手を決めるためのラウンドです。

70mラウンド(70mで122cm標的を使用して72射)を行い、全選手の順位を決定します。

これにより、1位対64位、2位対63位など、初戦の対戦相手が決まります。

なお、オリンピックでは、すべての競技が70mで行われます。


2. 個人戦

決勝1回戦からゴールドメダルファイナルまで、6回のマッチ戦すべてに勝利した選手がゴールドメダリストとなります。

準決勝戦で敗れた選手は、ブロンズメダルマッチを戦います。

競技は、アウトドアのリカーブ個人戦と同じセット制(3射×5セット)ですが、世界選手権と異なり、全マッチが個別の交互射ちで行われ、1射の制限時間は20秒です。


3. 団体戦

ロンドンでは、12カ国が参加します。ランキングラウンドでの3選手の合計点でチームの順位が決定され、これにより、マッチ戦の組合わせができあがります。

団体のマッチ戦は、24射(3選手×2射×4エンド)で行われます。一方のチームが3射(一人1射)した後、相手チームと交替する交互射ちを4エンド行います。

両チームが同時に射つと、観客には戦況が分かりにくくなるので、この不便を解消するため、この方式が採用されています。

シューティングの制限時間は、1エンド120秒。1射につき20秒となります。